CBNは合法として使用ができます
2024年11月時点においてCBNは大麻取締法上の指定薬物や大麻として規制されておらず、合法で使用することができます。
THC(テトラヒドロカンナビノール)やTHCH(テトラヒドロカンナビヘキソール)といったカンナビノイドは日本国内において違法とされており、国内におけるこれらの成分が少しでも含まれた製品の製造、輸入、売買、所持、使用が禁止されています。
ですがTHCやTHCHと異なり、CBNは日本国内においても安心して利用することが可能です。
今後の法改正の可能性は？
もちろん今後違法になる可能性は全くのゼロとは言い切れません。
カンナビノイドに関する法律や規制は国内外で日々変化をしており、新しいカンナビノイドが次々と登場する中で、規制強化の動きは活発です。
そのため、研究が進む過程において、政府や医療機関がリスクがあると判断した場合、今までの法的位置が見直される可能性も考えられます。
しかし可能性は著しく低いと判断できる
ただ、法改正の可能性は著しく低いと判断することができます。
それは、CBNが精神作用をほとんど持たない成分であり、依存性や健康への悪影響が報告されていないことが背景にあります。
特にTHCは強い精神作用が危険視されているため規制対象となっていますが、CBNはそのようなリスクが少ないと考えられています。
危険な成分は登場してすぐに規制対象となることを考えても、登場からしばらく経つCBNが規制対象となっていないということは、今後その法的位置が変わる可能性は低いと判断することができます。
CBNとは何か？基本情報とその作用について解説
CBNの基本情報について
CBNは正式名称がCannabinol(カンナビノール)といい、大麻草から抽出することができる植物性カンナビノイドの一種です。
CBNはCBDやTHCよりは研究が進んでいないものの、現在も世界各地で研究が進められているカンナビノイドです。
CBNの効果とは
CBNの効果は多く確認されており、リラックス効果や抗不安効果、痛みの緩和や食欲の増進効果が確認されています。
中でも睡眠の質を改善する効果が他のカンナビノイドに比べて秀でているとされており、「睡眠カンナビノイド」とも呼ばれています。
CBNはハイになる？
CBNを摂取することによって、ハイになることはありません。
「ハイになる」とは、精神的な高揚感や気分がとても上がったような状態を指します。
CBNを摂取することによって「ハイになる」といった報告はされておらず、THCやTHCHといった違法成分と比較して安全に利用することができます。
ただ、一点注意点があります。それがCBNの過剰摂取です。
CBNの過剰摂取は絶対に避けましょう
CBNの過剰摂取は絶対に避けるようにしてください。
それはCBNの製造方法に理由があります。CBNはTHCが酸化することによって製造されるため、THCの10分の1程度の精神作用があるとされています。
現在のところCBNの摂取における重篤な副作用は確認されていませんが、CBNを過剰摂取した時に、薬物検査で陽性反応が出たとする研究結果も報告されています。
CBNに精神作用などの副作用は報告されていませんが、薬物検査に引っかかる可能性があるため、絶対に過剰摂取は避けるようにしましょう。
CBNとCBDは何が違う？
カンナビノイドとして最も代表的ともいえるCBDとの違いには、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
- 効果
- 安全性
- 製品の価格帯
これらの3点に絞って比較していきたいと思います。
CBNとCBDの効果における違い
CBNとCBDはどちらもカンナビノイドですが、特に注目が集まっている効果については違いがあります。
CBNは睡眠に対する強い改善効果やリラックス効果などに大きく注目が集まっています。
一方でCBDは、CBNと同様リラックス効果や睡眠効果も確認されていますが、ストレス軽減や美容効果など、幅広い効果が確認されています。
ぜひご自身の抱えている悩みに合わせて選択することをおすすめします。
CBNとCBDの安全性の違いは？
CBNもCBDもいずれも安全性に関して、重篤な副作用は確認されておらず、日本国内において安心して利用することができます。
どちらも重篤な副作用は確認されていませんが、CBDの方が厚生労働省や世界保健機関によって、使用時も安全であるという旨や合法であるといった公表がされています。
そのためどちらかというと、CBNよりもCBDの方が安全性に関しては優れていると判断することができます。
CBNとCBDの製品価格の比較
製品の価格帯はCBNとCBDで少し異なります。それは一つの大麻から抽出することのできる量に理由があります。
CBDは一つの大麻から2-20%抽出することができますが、CBNは1％未満にとどまります。
単純に抽出することが量が少ないと、製品を製造するときのコストは高額になる傾向にあります。そのためCBDよりもCBNの製品の方が高額になる傾向にあります。
価格は長く続けていく上でとても重要な要素になります。慎重に判断をしてから購入することをおすすめします。
おわりに
今回の記事では、CBNの違法性についてやCBNの基本的な情報、CBDとの違いについて解説してきました。
CBNは日本国内において規制対象とはなっておらず、安心して使用することができます。
安全性や価格の面ではCBDの方が優れていると判断することができますが、ご自身の悩みに合わせて購入を検討することをおすすめします。
是非一度摂取を検討してみてはいかがでしょうか。
