ダウンタイムはいつ終わる?完全に自然な見た目に戻るまでに掛かる時間は?

ダウンタイムは、いつ終わるのか気になりませんか?

現在悩んでいない方も、今現在進行形で悩んでいる方も、いつ終わるかを知ることで悩みの解消する期間を大まかに把握することができます。

この記事では、ダウンタイムの基本的な情報から、ダウンタイムがいつ終わるのか、自然な見た目に戻るまでに掛かる時間を紹介します。

ダウンタイムを早く終えるための方法も紹介するので、ぜひ試してみてください。

ダウンタイムとは?美容整形の基礎解説

ダウンタイムとは

意外と知らないダウンタイムって?

ダウンタイムとは、手術後から手術前の状態に完全に戻るまでの期間を指します。

ダウンタイムには様々な症状が見られますが、その症状や程度、治るまでの期間は、手術内容や人によって差があります。

手術後に悩む症状によっては、入浴や運動はもちろん、化粧や飲酒が制限される場合もあります。

ダウンタイムの症状やその期間について、一緒に知っていきましょう。

ダウンタイムの注意点

ダウンタイムには注意して欲しいことがいくつかあります。

1つ目は「症状の程度や期間には個人差があること」です。
体質や手術内容によって変化するため、ネットなどの情報はあくまで「目安」として考えておきましょう。

2つ目は、「やってはいけないことがある」です。
術後の運動や入浴、飲酒は症状が悪化することがあります。後ほど詳しく解説しますが、術後はできるだけ避けることが望ましいです。

3つ目は「ダウンタイムを予測してその後のスケジュールを組む」こと。
症状は目に見える形で現れることが大抵なので、術後の人と会う予定や仕事関連のスケジュールは意識するようにしましょう。

ダウンタイムの期間は?

ダウンタイムの期間とは

ダウンタイム中は以下の症状に悩む場合が多いです。

施術別ダウンタイムの症状一覧

TAクリニックグループ「ダウンタイムとは?施術別症状一覧」を参考に作成

手術内容別の期間の目安は、以下の通りです。

                                  
手術内容 目安の回復期間完全に回復するまで
目頭切開 1週間から2週間半年程度
埋没法 数日から1週間1カ月程度
全切開法 1週間から2週間半年程度
ダーマペン4 数日間1週間程度
隆鼻術プロテーゼ 1週間から2週間1カ月程度
バッカルファット除法 数日から1週間程度半年程度
脂肪吸引 2週間から1カ月程度3カ月程度
コラーゲンリフト 2日から1週間程度1カ月程度

目頭切開

目頭切開は、目元の形を整え、目を大きく見えるようにする整形手術です。

目頭切開のダウンタイムは一般的に1週間から2週間程度とされており、腫れや内出血、痛みが症状として現れる方が多いです。

特に術後3日程度は冷却が効果的であり、この期間をしっかりとケアすることで、ダウンタイムを短縮することが期待できます。

また、完全に自然状態に戻るのは、半年程度掛かると言われています。

手術を受けた方それぞれの体質や生活習慣、アフターケアによって期間は前後するため、医師の指示に従ってケアを行うことが推奨されます。

埋没法

埋没法は、二重を形成するための整形手術で、メスを使わずに糸を使用するため、比較的簡単でダウンタイムが短いことが特徴です。

埋没法のダウンタイムは一般的に数日から1週間と言われています。
症状としては、痛み、腫れ、内出血に悩む方が多いですが、比較的早く治まる方がほとんどです。

ただし完全に自然な見た目に戻るには1カ月程度掛かるとされています。

全切開法

全切開法は、二重を形成するためメスを用いて手術を行います。

メスを使った手術のため、埋没法よりもダウンタイムが長くなる傾向にありますが、効果が長く続くのがこの美容整形の特徴ともいえます。

ダウンタイムには腫れや内出血が起こります。特に最初の一週間は強い腫れが見られることが多いです。

全切開法のダウンタイムは1週間から2週間程度とされており、完全に自然な状態に戻るまでの目安の期間は半年程度とされています。

ダーマペン

ダーマペンは、美肌効果を目的とした美容施術ですが、ダウンタイムの症状として腫れや赤み、内出血などが挙げられます。

これらの症状は数日程度で落ち着き、自然な状態に戻るまでは一週間程度とされています。

術後すぐのメイクはあまり推奨されていないため、予めその後の予定を確保して上で施術の予定を入れるようにしましょう。

隆鼻術プロテーゼ

隆鼻術プロテーゼは、鼻筋にシリコンを入れることによって理想の鼻筋を形成する施術です。

症状としては腫れや赤み、内出血などが挙げられ、特に施術後すぐは腫れや内出血が目立ちます。

これらの症状は1週間から2週間程度で治まりますが、自然な状態に戻るまでは1カ月程度掛かると言われています。

バッカルファット除法

バッカルファット除法とは、頬にある脂肪を口の中から除去する美容施術です。

症状として腫れや内出血が見られることが多く、症状自体は数日から1週間程度で治まることがほとんどですが、理想の姿になるためには半年ほどの時間が掛かるとされています。

術後、異常な腫れや痛みが続く場合には、早めに医師に相談しましょう。

適切なケアが自然な見た目に戻るために重要になります。

脂肪吸引

脂肪吸引とは、太さ数ミリのカニューレという医療器具を用いて、気になる部分の皮下脂肪を取り除く美容手術です。

ダウンタイムの症状としては、内出血や浮腫み、痛みなどが挙げられますが、これらの症状は2週間から1カ月程度で治まっていきます。

3カ月程度掛かって、自然で理想的な状態に戻っていきます。

コラーゲンリフト

コラーゲンリフトとは、糸を顔に挿入し、糸の働きによってたるみやほうれい線を和らげ、理想のフェイスラインを形成する美容施術です。

挿入された糸は一年半年から二年程度かけて自然に体内に吸収されます。

ダウンタイムの症状としては赤みやむくみ、内出血がありますが、2日から一週間程度で回復し、およそ1カ月程度で自然な状態に戻っていきます。

ダウンタイム中にやってはいけないこととは

ダウンタイム中にやってはいけないこと

入浴やサウナはなるべく避けましょう

入浴やサウナは体を温め、血行を促進する効果があります。

血行が促進されてしまうと、施術後の腫れや内出血、赤みが悪化してしまう可能性があります。

特に湯船に長時間浸かることやサウナで大量に汗をかくことは控えるべきです。

施術後の数日間は、湯船に浸からずシャワーのみで済ませるようにして、どうしても湯船に浸かりたい場合には、短時間で済ませるようにしましょう。

過度に症状を悪化させないことが、早期の症状回復に繋がります。

ランニングや筋トレは避けましょう

ダウンタイム中には、ランニングや筋トレなど激しい運動は避けるようにしましょう。

施術後に激しい運動を行ってしまうと、血行が促進され、ダウンタイムの症状である腫れや内出血などが悪化してしまう可能性があります。

特に術後数日は、軽い運動であっても注意が必要です。

ウォーキングや軽いストレッチなどであっても、血行を促進し、症状を悪化させる可能性があるため、控えるようにしましょう。

飲酒や喫煙

ダウンタイム中は、飲酒や喫煙は控えるようにしましょう。

飲酒は血管を伸縮、血行を促進する働きがあるためダウンタイムの症状が悪化する可能性があります。

また、アルコールは体の回復力を低下させ、免疫力を弱めるため、避けるようにしましょう。

喫煙は、血流を悪化させる働きがあるため、症状の回復が遅れる可能性があります。

ダウンタイムを正常の期間で終わらせ、できるだけ早く理想の姿になるために、ダウンタイム中の飲酒・喫煙は避けるようにしましょう。

おわりに

今回の記事では、症状別の目安となるダウンタイムの期間について解説しました。

症状によってダウンタイムの期間は異なり、施術を受ける人によっても異なります。

施術別の目安となる期間を基に、術後のスケジュールを組む参考にしてみてください。

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