CBGの優れた効果について知っていますか。
CBGは今その効果によって注目が高まっている成分ですが、効き馴染みの無い名前だからこそ、その効果についてあまり知らない方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、CBGのあまり知られていない効果について、幅広く紹介していきます。
ぜひ今注目の成分の効果について、知っておいてください。
注目するべきCBGの効果について
CBGの効果としては、
- 抗炎症効果
- 鎮静効果
- 睡眠サポート
- リラックス効果
- 食欲増進
- 神経膠腫の進行阻害
- 大腸がん細胞の増殖の阻害
が挙げられます。
それぞれについて詳しく解説していきます。
CBGが持つ抗炎症効果
CBGは他のカンナビノイドと比べて、抗炎症作用が優れていることから注目が集まっています。
炎症とは、簡単に表すと、腫れや熱感、痛みなどを指します。
CBGはこの炎症に対して効果を発揮するとされる研究データが多く公表されており、筋肉痛や関節炎に悩む方には効果的と言えます。
鎮静効果
鎮静効果とは、身体や心を落ち着かせ、緊張や興奮を落ち着かせる作用のことを指します。
これは睡眠サポートやリラックス効果にも繋がってきますが、CBGの持つ鎮静効果は、人の身体や心の乱れた状態を落ち着かせ、鎮める働きがあります。
日頃休めていないという方には、ぜひ一度試していただきたいです。
睡眠サポート
・布団に入っても中々眠ることができない・寝たはずなのに疲れが取れない・夜中に起きてしまう
上記のような睡眠に関する悩みを抱えてはいないでしょうか。
特にストレスを感じる場面が多い現代人は、日常的に体が緊張状態にあり、その状態が睡眠に対して悪影響を与え、何らかの悩みを抱えている場合があります。
ですがCBGは、睡眠をサポートするような働きもあり、体の内側から緊張状態をほぐすことで睡眠の質をサポートします。
リラックス効果
CBGを摂取することでリラックス効果を得られることが、様々な研究によって分かっています。
CBGが持つ鎮静効果には身体の神経バランスを整える役割があり、自律神経という神経のバランスを整えます。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類が存在し、これらが乱れていると身体や心に悪影響が出てしまいます。
CBGはそのバランスを整え、リラックス効果が得られることに繋がります。
食欲増進
CBGには食欲増進の効果もあります。
食事摂取までの時間を短縮する働きがあり、これにより食事の回数が増え、食欲の増進に繋がります。
この効果は痩せたい方などにとってはデメリットとなりますが、食事量が少ないことによる病気の解消にも期待がされています。
食事量を増やしたい方や、食事の量に悩む方にはおすすめです。
膠芽腫の進行阻害
実は膠芽腫と呼ばれる、脳の中に発生する悪性の脳腫瘍の浸潤(染み込むように広がっていくこと)を抑制することが報告されました。
膠芽腫は成人に多く発生し、年代的には特に50歳から60歳が多いとされています。
また、「膠芽腫の発症からの生存期間中央値は約1年程度であり、2年生存率30%以下、5年生存率8%以下」とされています。
引用:東京大学医科学研究所付属病院 脳腫瘍外科「神経膠腫(グリオーマ)」より
そんな危険性が高い膠芽腫ですが、CBGはその浸潤を抑制する効果が報告されています。
気になる方は以下の論文を確認してみてください。 論文:Cannabigerol Is a Potential Therapeutic Agent in a Novel Combined Therapy for Glioblastoma(2021)
大腸がん細胞の増殖を阻害
CBGは大腸がん細胞であるCRC細胞の増殖を阻害することが論文によって発表されました。
実際の論文では、Caco-2細胞とHCT116細胞の2種類の大腸がん細胞株の生存率をCBGは低下させることが確認されています。 論文:Colon carcinogenesis is inhibited by the TRPM8 antagonist cannabigerol, a Cannabis-derived non-psychotropic cannabinoid(2014)より
2023年には約16万1千人が大腸がんと診断される予想で、特に75歳以上の患者が多いとされています。参考:国立がん研究センター「がん統計予測」より
男性は10人に1人、女性は12人に1人が一生のうちに大腸がんと診断され、がんでの死亡数は、男性が2位、女性が1位となっています。 参考:日本医師会「大腸がんとは?」より
そもそもCBGとは?
CBGの基本情報について
CBGは、Cannabigerol(カンナビゲロール)といい、3種類存在するカンナビノイドの植物性カンナビノイドの一種です。
CBGは大麻草から抽出することができ、摂取時に期待できる効果から今注目が集まっているカンナビノイドです。
CBGの安全性は?
「CBGは大麻草から抽出することができる」と聞くと、もしかしたら危ないと感じることがあるかもしれません。
ですが大麻草から抽出される成分の中にも違法ではない成分が存在し、CGBは2024年9月時点において薬物には指定されておらず、日本国内において製品の購入・使用が可能です。
同様のカンナビノイドでも薬物に指定され利用が禁止されている種類も存在するため、CBGは該当していないという点で安心して利用することができます。
CBGの基本情報については、以下の記事で解説しているので気になる方はチェックしてみてください。
おわりに
CBGの効果は、抗炎症効果をはじめ、鎮静効果、睡眠サポート、リラックス効果、食欲増進など幅広く報告されています。
また、神経膠腫の進行阻害や大腸がん細胞の増殖の阻害など、重篤な病に関しての効果も報告されており、今後更なるCBGの効果が期待されています。
今回紹介したような効果を利用して少しでも毎日の満足に繋げたい方は、ぜひ一度CBGの摂取を検討してみてはいかがでしょうか。