THCPOリキッドは違法です!含有製品の購入は絶対にしないでください

THCPOリキッドの購入を検討している方、THCPOリキッドは違法のため絶対に購入や販売はしないようにしてください。

カンナビノイドは近年現代の人々が抱える悩みを軽減するような効果が多数報告されており、とても注目度が上がってきています。

カンナビノイドの一種であるTHCPOも、その優れた効果から摂取を検討する方も多いのではないでしょうか。

本記事ではTHCPOが違法であることの確認や危険性、カンナビノイド製品購入時のチェックポイントについて解説していきます。

THCPOリキッドの違法性について

THCPOリキッドは日本国内で違法です

THCPOは日本国内において違法のため、絶対に製品の購入はしないでください。

厚生労働省は令和6年5月1日にTHCPOを指定薬物に指定する省令を公布しており、厳しい規制の対象となっています。
参考:厚生労働省「新たに指定された指定薬物の名称」より

指定薬物に指定された成分は、その成分を含有する製品の製造、輸入、販売、購入、所持、使用等が禁止されています。

そのためTHCPOを含有するTHCPOリキッドは違法のため、絶対に購入・所持等を避けるようにしましょう。

指定薬物って何?

指定薬物とは、厚生労働大臣が指定する、中枢神経系への作用が危険視されており人が使用した場合気概が発生する可能性がある成分のことを指します。

指定薬物は所持や使用等が禁止されており、これらを破ると3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科されるとされています。
参考: 厚生労働省「危険ドラッグの成分1物質及び3物質群を新たに指定薬物に指定」より

THCPOリキッドの危険性

THCPOは摂取時の危険性が大きく指摘されています。

現在THCPOに関する研究や実験は十分ではなく、副作用については報告されていません。

しかしTHCPOの元となるTHCPの危険性は大きく指摘されています。

THCPは同様に違法成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)の約33倍の効果を発揮すると言われています。

THCの摂取により激しい依存性や意識の昏倒、言語障害等の副作用があることを踏まえると、THCPの危険性を理解いただけると思います。

THCPOはTHCPを基に製造されるため、その危険性が大きく指摘されています。

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そもそものTHCPOリキッドの基礎知識

THCPOとは何か?その成分と特徴

THCPOはテトラヒドロカンナビフォロールアセテートといい、化学的に加工することで製造される合成カンナビノイドの一種です。

THCPOはTHCPというカンナビノイドにアセチル化という加工を施すことで製造されます。

アセチル化を行うことでより効果が強力になり、THCPよりも優れた効果の発揮が期待されています。

合成カンナビノイドって何?

合成カンナビノイドとは、化学的な加工によって製造されるカンナビノイドのことを指します。

他のカンナビノイドとしては、人の体内で生成される「内因性カンナビノイド」と、大麻草から直接抽出される「植物性カンナビノイド」があります。

合成カンナビノイドは強い効果を求めて開発・製造される場合が多く、効果が強すぎることからその危険性も大きく指摘されています。

そのため化学的に製造される合成カンナビノイドの多くは、厚生労働省によって厳しい規制の対象となっています。

リキッド製品が注目される理由

リキッド製品が注目される理由は、専用の容器によって適切な量が簡単に摂取できるためとされています。

カンナビノイドは大麻草由来の成分のため、その過剰摂取には多くの疑問と危険性を指摘する研究が存在します。

その中で専用の容器を用いることができ、過剰摂取を防ぐことができるリキッド製品は手軽さなども相まって注目が高まっているのではないでしょうか。

「サプリメント」もおすすめ

また、カンナビノイドの摂取においては、サプリメントで摂取する方法も注目が集まっています。

リキッドは味が独特の場合もあり、苦手という方も少なくありません。

サプリメントも摂取量をコントロールしやすく、味も気にならないため、摂取方法の一つとして注目が高まってきています。

電子タバコとリキッドの比較

また、リキッドやサプリメントとは別に電子タバコ(べイプ)による吸引も摂取方法として販売されています。

電子タバコとリキッドの比較についても解説していきます。

電子タバコで吸うメリットとは?

電子タバコによるメリットとしては、効果に即効性があることが挙げられます。

電子タバコを吸うことにより、肺に直接含有成分が送られることになります。

肺は即時その成分を吸収するため、摂取した時に表れる速度が早いとされています。

リラックス効果等を即座に得たい方にはおすすめの摂取方法と言えるかもしれません。

電子タバコで吸うデメリットとは?

電子タバコによるデメリットとしては、肺への悪影響と摂取量のコントロールが挙げられます。

肺に直接送られ吸収されるため、肺への悪影響を懸念する研究データや論文が複数存在しています。

また手軽に摂取できることやタバコと似ていることから、摂取量のコントロールが比較的難しいことが挙げられます。

電子タバコとリキッドはどちらがおすすめ?

結論、リキッドの方がおすすめと言えます。

どちらの摂取方法ともメリットデメリットが存在しますが、電子タバコのデメリットとして肺への悪影響が報告されていることから、少しでもデメリットの可能性が低いリキッドがおすすめです。

ただ、THCPOを含有した製品は違法であり非常に危険なため、絶対に摂取は避けるようにしましょう。

CBD(カンナビノール)とTHCPOの違いを解説

みなさんCBD(カンナビジオール)というカンナビノイドをご存じでしょうか。

CBDは大麻草から抽出することができる植物性カンナビノイドの一種であり、THC(テトラヒドロカンナビノール)と並ぶ、カンナビノイドの代表格といえる成分です。

CBDとTHCPOの違いについて、分かりやすく3つの観点から解説していきます。

CBDとTHCPOの違い:合法性の違い

THCPOは先述したように令和6年5月1日に公布された省令によって指定薬物に指定されています。

そのため、日本国内におけるTHCPOを含有する製品の製造、輸入、販売、購入、所持、使用等が禁止されています。

一方CBDは2024年12月12日に施行された法律でも違法とする公表は無く、反対に以前まで部位規制だったのが変更され、どの部位方抽出されたCBDであっても定められた基準を満たすことにより合法性が認められるようになりました。

部位規制について 2024年12月12日以前のCBDの法的地位としては、特定の部位(成熟した茎と種子)から抽出されたCBDは合法とされていました。

しかし特定の部位以外(花穂や根)から抽出されたCBDは違法とされ、規制の対象となっていました。

CBDとTHCPOの違い:安全性(副作用)の違い

THCPOは、製造の元となるTHCPが非常に危険なことから、THCPOの危険性も多く指摘されています。

一方CBDは公的機関によってその安全性が公表されています。

世界保健機関(WHO)は、人に対する研究において示された証拠はCBDの乱用の可能性と関係しないことを示していると公表しています。
参考:世界保健機関(WHO)「カンナビジオール(CBD) 事前審査報告書 P14」より

公的機関によって安全性が公表されているカンナビノイドは他に存在せず、CBDは唯一のカンナビノイドと判断できます。

CBDとTHCPOの違い:研究や実験の量

THCPOは世界的に見ても非常に研究データが不足しているカンナビノイドです。

副作用に関しても報告されている研究データは確認されず、今後も継続的な研究が必要となる成分です。

対してCBDは世界中で多数の研究が行われており、THCと並んで世界で最も研究されているカンナビノイドと言っても過言ではありません。

研究や実験の量はそのまま効果や効果の信憑性に繋がるため、新たな成分を理解する上でとても重要です。

CBDはTHCPOと比べて非常に信頼でき、利用に関しても安心ができる成分と判断できます。

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カンナビノイド製品購入時のチェックポイント

カンナビノイド製品の購入を検討するときは、慎重に購入をするようにしましょう。

違法成分を含有した製品は摂取時のみ違法に問われるのではなく、購入・所持時も違法に問われます。

「知らなかった」では通用しないため、カンナビノイド製品の購入時にチェックして欲しいポイントについて解説します。

各メーカーのCoA(分析証明書)を確認する

一番確実な方法として、各販売元のメーカーが公表しているCoAを確認するという方法がおすすめです。

CoAとはCertificate of Analysisを略したもので、日本語では分析証明書と言います。

分析証明書は以下のような書類を指します。

COREBARRIER CoA 分析証明書
※こちらの分析証明書は、我々が開発した「COREBARRIER CBD+」の分析証明書になります。

この証明書を公開しており、かつ上記の赤枠で囲っている部分がND(=検出されず)となっていれば、製品に違法成分が含まれていないことを表します。

こちらを公表していない場合はそもそも検討から外すことで、危険性を限りなく抑えることができます。

販売元が明確ではない商品は購入しない

また、販売元が明確ではない商品を購入しないことも徹底しましょう。

近年はフリマアプリの発展に伴い、誰でも出品・購入できる媒体が増えてきています。

そのようなフリーマーケットで販売している商品は、メーカーが分からない場合も少なくありません。

価格が安いかもしれませんが、購入は避けましょう。

信用できないブランドは避ける

信用できないブランドは避けることもおすすめです。

会社に関する明記が無い場合や、有名な企業でない場合、購入する前にその会社から商品を購入することを一度考えることをおすすめします。

口コミや会社情報などを参照し、正しい情報の取得を心掛けることが重要です。

おわりに

今回の記事ではTHCPOリキッドの危険性や摂取方法の解説、カンナビノイド製品購入時のチェックポイントなどを解説してきました。

THCPOは指定薬物として日本国内で厳しい規制の対象となっており、THCPOを含有するリキッドも当然違法製品に該当します。

仮に摂取する機会があったとしても、その危険性から摂取は絶対に避けるようにしましょう。

また、他のカンナビノイド製品購入時には予期せぬ事態を引き起こさないよう、今回紹介した方法をぜひ実践してみてください。

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