カンナビノイドとは
カンナビノイドとは、大麻草(アサ)に含まれる科学物質の総称のことを指します。
カンナビノイドには3種類あり、
- 内因性カンナビノイド
- 植物性カンナビノイド
- 合成カンナビノイド
内因性カンナビノイド
内因性カンナビノイドは本来、私たちの体内で生成されます。
内因性カンナビノイドは、エンドカンナビノイドシステムという人に本来備わっている身体調節機能を働かせます。
エンドカンナビノイドシステムが調節する身体機能としては、
- 睡眠
- 食欲
- 緊張
- 不安
- 代謝
- 運動機能
- 消化
- 炎症
- 感情
が挙げられます。
しかし内因性カンナビノイドはストレスや加齢によって生成量が減少するため、この減少に伴いエンドカンナビノイドシステムの機能も弱まってしまいます。
植物性カンナビノイド
植物性カンナビノイドは、大麻草に含まれる生理活性物質の総称です。
エンドカンナビノイドシステムは、内因性カンナビノイドの生成量減少によって機能が弱まってしまいますが、この植物性カンナビノイドは減少した内因性カンナビノイドの代わりになります。
植物性カンナビノイドを外部から取り入れることで、エンドカンナビノイドシステムの機能を正常に戻せる可能性があります。
本製品には、植物性カンナビノイドである「CBD」「CBG」「CBN」が含まれています。
合成カンナビノイド
合成カンナビノイドとは、化学合成によって人工的に製造される大麻成分のことを指します。
このカンナビノイドは人工で作られており、その強い精神活性作用が特徴です。
場合によっては死に至る可能性があるため、絶対に摂取は避けるようにしましょう。
※本製品には合成カンナビノイドは含まれていません。
下の記事ではカンナビノイドについてより詳しく、分かりやすく解説しています。
CBD
CBDの正式名称はカンナビジオール(Cannabidiol)といい、大麻草の茎や種子から抽出することができます。
CBDの安全面について
大麻と聞くと違法性が強調されてしまい、安全面を疑ってしまいますが、まず一番重要なこととして、CBDは違法ではありません。CBDは厚生労働省によって大麻取締法上の「大麻」に該当しないことが報告されています。
大麻由来の成分が含まれた商品として大麻グミが問題視されましたが、大麻グミに含まれていた大麻由来の成分は「HHCH」という成分であり、2023年12月2日に指定薬物に指定された省令が施行され、含有する製品の製造・輸入・販売・所持・使用等が禁止されました。
CBDの役割
CBDには、体が機能を調節しようとする機能、エンド・カンナビノイド・システム(ESC)を良好にする作用があります。
ESCとは、身体調節機能のことです。この機能は様々な身体機能をサポートしますが、ストレスや年齢の増加、十分な睡眠がとれないことによってこの機能が低下し、体内のカンナビノイドの量が足りなくなり、免疫力の低下や睡眠の質低下などが引き起こされてしまいます。これをカンナビノイド欠乏症と言います。
カンナビノイド欠乏症を予防、改善する役割がCBDにあり、CBDを体内に取り入れることでココロとカラダの調節に効果的です。
CBN
CBNの正式名称はカンナビノールといい、大麻草に含まれるカンナビノイドの一種です。
CBNの安全面について
大麻と聞くと違法性が強調されてしまい、安全面を疑ってしまいますが、まず一番重要なこととして、CBNは違法ではありません。麻由来の成分ではありますが、現在日本においてCBNは規制されておらず、合法となっています。
大麻由来の成分が含まれた商品として大麻グミが問題視されましたが、大麻グミに含まれていた大麻由来の成分は「HHCH」という成分であり、2023年12月2日に指定薬物に指定された省令が施行され、含有する製品の製造・輸入・販売・所持・使用等が禁止されました。
CBNの役割
CBNは主に、痛みや炎症の緩和、睡眠を深める働きが確認されています。
CBNは別名睡眠カンナビノイドとも呼ばれ、
- 布団に入っても中々睡眠に入れない
- 夜中何回も目が覚めてしまう
- 思っていたよりも早く起きてしまい、寝れない
- しっかりと睡眠時間を確保したのに疲れが取れていない
などの悩みがある方は、一度摂取を検討してみてはいかがでしょうか。